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ドラマの雑感。時々、趣味。好きなもの。雑談。

梨泰院クラス - あらすじ・感想・OST

この記事は、前ブログで2020年5月30日に公開したものを、内容を変更して投稿したものです。

(当ブログでは2023/01/01 に公開されました。)

 

日本題:梨泰院クラス
韓国題:이태원 클라쓰   英語題:Itaewon Class

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画像:JTBCより

 

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キャスト

パク・ソジュン - パク・セロイ
キム・ダミ - チョ・イソ
クォン・ナラ - オ・スア
キム・ドンヒ - チャン・グンス
アン・ボヒョン - チャン・グンウォン
リュ・ギョンス - チェ・スングォン
イ・ジュヨン - マ・ヒョニ
クリス・ライアン - キム・トニー
ユ・ジェミョン - チャン・デヒ   他

 

原作・脚本:チョ・グァンジン『梨泰院クラス(Web漫画)』
演出:キム・ソンユン『雲が描いた月明かり』
JTBC 最高視聴率16.548% 全16話
放送期間 2020/01/31~2020/03/21

 

個人的評価

(視聴期間 2020/03/28~(休み)~5/21)
総合評価 ★★★★(4.5)
物語の面白さ ★★★★★
笑い ★★★☆☆ 涙 ★★★★☆
仲間の絆 ★★★★★ キュンキュン ★★★☆☆
視聴熱 ★★★★★

 

予告

 

あらすじ

国内最大外食企業『長家(チャンガ)』に勤める父の転勤で、田舎の高校に転校したパク・セロイ(パク・ソジュン)。そこでは、長家の御曹司チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)がクラスメイトをいじめていた。止めに入ったセロイはグンウォンを殴り退学処分。グンウォンの父で長家の会長チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)は、セロイに土下座しろと謝罪を求める。しかし、セロイは「申し訳ないと全く思わないから信念を曲げることはできない。」と拒否。信念を貫けとセロイに教えてきた父は長家を辞めることを決める。
そんな矢先、グンウォンにひき逃げされ、セロイの父は亡くなってしまう。身代わりに自首させようとしたグンウォンを許せず、暴力事件を起こしたセロイは服役。セロイは長家以上の店を作ることを決め、自分の夢を叶えるために奮闘する。

 

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ネタバレなし感想

これは2020年5月に書いたブログだったのですが、その時点で、香川さんの話を出してて笑っちゃいました。

『六本木クラス』でチャン・デヒの役をやりましたからね(笑)
香川さんというか、『半沢直樹』の話題を出していたんですが💴

『六本木クラス』のキャスト発表の時点で、『梨泰院クラス』を見ていた人は、「狙ってんだろw」と皆ことごとく呟いてましたね(笑)

 

当時JTBC歴代2位の視聴率で、韓国でも人気のドラマでした。元々原作が人気作でした。
私はこういう話が好きなので、とても楽しんで見てました。

 

今は『六本木クラス』が放送されたので、そうでもないですが、『梨泰院クラス』をオススメする記事は大体『半沢直樹』の名前を出していたんですよね。確かに、『半沢直樹』のような、やられたらやり返す系です。『半沢直樹』を、銀行の話目的で見てた人にはオススメしませんが、やられたらやり返す話が見たくて見ていた人にはオススメです。

 

韓ドラあるあるな話でしたが、テンポが良くて、悲しいシーンがずっと続くわけじゃなく、切り替えも早くて、見やすかったです。

 

私はパク・ソジュン推しなので、ドラマ出演決定した時に、ちょっと原作漫画を見たのですが、これは私が好きなタイプの話だ…!とすぐわかったので、先には進まず読むのをやめてドラマを待ちました(笑)

 

その原作者さんが、脚本を担当しています。
そのため、原作者さんが意図する話のままドラマが作られたのだと思います。しかし、そんなメリットがあった反面、脚本家ではない方が脚本を担当したため、あまりハマれなかったという意見も見かけました。

 

パク・ソジュン推しの何が嫌って、パク・ソジュン=パク・セロイというイメージがついたばっかりに、パク・ソジュンはいつもあのいがぐり頭だと思われてること…!(笑)

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画像:JTBCより

(画像左)

あんな髪型の人が好きなの〜?私は理解できないなーなんて。あの髪型は役だよ…!!

パク・ソジュンの髪型が、なぜあんなダサい髪型なのか?という意見も沢山見ましたが、ドラマオリジナルな訳ではなく、原作の髪型が元々あの髪型なんです(笑)

 

パク・ソジュンの役の中なら、復讐ドラマな部分もあった『花郎』が近いかなと思います。
『花郎』のソヌから、体が先に動く性格を減らしたのがパク・セロイって感じでした。セロイはとても冷静なキャラクターでした。

ちなみに、『花郎』にはチャン・デヒ役のユ・ジェミョンも出てるんですよ!『花郎』のユ・ジェミョンは可愛くて面白いのでぜひ興味がある方は見てください(笑)

 

キム・ダミ演じるチョ・イソは、今までよくあったTHEヒロインのようなキャラクターではないですが、可愛らしいところもあって、私は好きなキャラでした。最初は苦手な人も多いかもしれませんが、成長物語なのでイソも変わっていきます。

 

韓ドラあるあるの1話が面白くない、にはこのドラマは当てはまらなかったかなと思います。1話から重かったけど面白かったので、韓ドラファンじゃない人も入りやすかったドラマなのかなと思います。

日本ドラマに慣れていると、韓ドラは1話が長くて、長いな!ってなるので、韓ドラは最初に見たドラマがハマれるかが重要だなと思います(笑)
(日本は45分、韓国は60~70分)

しかも日本は基本的に10話だけど、韓国は16~20話なので、それも長いわ!って最初はなっちゃう。
長いな!って思ったら、途中でやめてしまう確率高くなっちゃうもんね。
私は未だに50~100話くらいのホームドラマや時代劇を見るのが苦手です。

 

ちょこちょこラブもあるドラマでしたが、最後にちゃんと出てくるくらいで、メインでは描かれません。

復讐、サクセスストーリー、成長物語、仲間との絆的なドラマが好きな方にオススメです。
そこまで凝った話ではなく、わかりやすく描かれているので、難しいドラマでは無いです。

 

※この下は、ネタバレ感想があるので、ご注意ください。ドラマ『六本木クラス』のネタバレも含んでいます。

 

 

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ネタバレ感想

☆4.5にした理由

14話まで☆5のつもりでした。それ以降の取ってつけたような拉致と暴力シーンで、うーんと☆4.5に下げました。

これが無かったってこの物語は成り立ったと思うんですよね。最終章を盛り上げるためにやったんだなって感じで、全然暴力シーンが苦手な訳ではないんですが、あんまり好きな演出ではありませんでした。

 

14話のセロイの事故で、父の事故と同じようなシーンを見せることが目当てだと思ってたから、すぐに終わるものだと勝手に思っていました(笑)

まぁそんなこと言いながら、15話は気づいたら1時間経ってたくらいハラハラしながら見てたんですけどね。

 

あの暴力シーンで久々出てくるヒフン兄貴は、なんとなく最後にはセロイの味方になると思ってました(笑) めっちゃ外れた。最後の最後までグンウォン側だったわ( ゚д゚)ノ

 

長家が崩れていったきっかけは、暴力シーンとは関係なく、スアの内部告発でしたが、信頼が結果を作るというそのままの流れで良かったと思います。セロイ父とスアの信頼関係が、この結果を作ったと思います。

 

それぞれの登場人物

セロイ

セロイのキャラクターはとても好きでした。この人なら必ずやり遂げるだろうという信頼感すごかった。このドラマは、成長物語を含んだ話だと思いますが、セロイは最初から最後まで全く変わらないキャラクターでしたね。
近くにこんな人いたら、スングォンのように私も着いていきたい。ヒョンニム!って呼びたい。

 

セロイとイソがバーで飲むシーンが1番好きなシーンでした。イソがキスするというよりは、セロイがイソに色々告白するところが好きでした。そこまでつらい顔を人に見せないセロイが、スアや父親以外に、ちょっとつらい顔を初めて見せたかなって思うシーンだったので。

Tipsy Park Seo-jun pours it all out to Kim Da-mi | Itaewon Class Ep 4 [ENG SUB] - YouTube

 

イソとスア

私は見る前から、ニュース記事のサムネイルでネタバレを食らったんですよね(笑)
最終回のイソとセロイがキスする寸前の写真がサムネイルで。やらかしましたねぇ〜〜🤦🏼‍♀️

だから、スアとくっつかないのは最初からわかっていました(笑) まぁ、ポスター見たら長家側にいるから、なんとなくくっつかないENDなのは予想できたけども😓

 

イソは、笑顔がキュッてする感じが可愛かった(伝われ)
『その年、私たちは』のキム・ダミのロングヘアは可愛いなと思ったんですけど、このドラマはボブヘアの方が好みでした。

 

キャラクター的にはイソの方が好きだけど、スアはもう可愛い。それはクォン・ナラが可愛いということw
スアの疑う時の目が、三白眼になるのがめちゃくちゃ良かった。

 

このドラマは、イソにイライラした人とスアにイライラした人とパックリ分かれそうだなと思います。

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画像:JTBCより

私は、スアにイライラしました(笑)
セロイがイソに気持ちが傾いてきているのに気づいて、「私をいつ、長家から解放してくれるの?」と連発し出すくらいからイライラ。

 

スアが長家に入社することは、「自分のことを誰も大事にしてくれなかったから、せめて自分だけでも私を大事にしたい」という理由を聞いて納得したので、そこにはイライラしてません。

 

スア「セロイに幸せにしてもらう」
イソ「私が代表(セロイ)を幸せにしてあげる」
この言葉から、私はイソ派です。

 

グンウォンとグンス

このドラマは、グンウォンがそこまで頭良くなかったから成り立ったようなもの(笑)
イソにベラベラと、自分が轢き逃げしたことを自慢げに話すシーンは、本当にアホすぎて呆れて逆に面白かったですw
録音できたイソがかっこよかったです。

鶏を食べる時に後悔などしないという精神から、こんな自慢げに話せたんでしょうが、あのニワトリの首を折るシーンは目を逸らしましたね(笑)

あのシーンでダメなら、私今流行ってるグロいシーン含む韓ドラ、何も見れない気がするww(現に見る前から怖くて見てない)

 

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画像:JTBCより

グンスはマジで残念だったな。
染まるのは予想外ではなかったんですが、その速度が速すぎてショックでしたね(笑)
自分が受け入れる前にすぐに変わってしまった。おーグンス....そうか....お前、染まるのか....まあ....染まるか....染まるよな....みたいなw

 

スングォン、ヒョニ、トニー

スングォンとヒョニのコンビも好きでした。

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画像:JTBCより

何より私はトニーが好きでした。あの優しい笑顔!すき~🥳

最後の英語のシーンで「代表(セロイ)に英語勉強しなと言われて」って言ってたけど、喋りがネイティブすぎて、いやいきなりめちゃくちゃネイティブやんって思わず画面にツッコミました(笑)

 

セロイがヒョニに言った「自分が自分であることを、他人に納得させる必要はない」という言葉と、イソがヒョニに贈ったダイヤの言葉がとても好きでした。ダイヤの言葉は、OST Part3の「石ころ」と通ずるところがあります。

 

土下座

イソとグンスの居場所を聞きに行った時に、チャン・デヒが土下座を求めてきた時は、流石にまだ言うかwと笑っちゃいました。

こんなことで土下座を要求して満足する相手に復讐し、リスペクトしてたんだと思うと情けない。本当にその通り🤦🏼‍♀️

 

『六本木クラス』では、まさかの香川さんなのに土下座がなかったみたいですね(笑)
私は『六本木クラス』は結局見てないけど、「あなたの土下座には価値は無い」っていうのはそれはそれで、日本っぽくて良いなと思いました。

『梨泰院クラス』は、土下座しましたけど、それはちゃんとセロイとデヒの土下座の価値観の違いが描かれたと思いますし。
日本ドラマでそれを描くのは、長さ的に難しいしね。

 

お気に入りOST

・OST part2 시작 - 가호 / 始まり - Gaho

・OST part3 돌덩이 - 하현우 / 石ころ - ハ・ヒョヌ

・OST part5 You Make Me Back - 김우성 (キム・ウソン / The Rose)

・OST part6 그때 그 아인 - 김필 / あの時あの子は - Kim feel

・OST part7track3 Defence - 박성일(パク・ソンイル) & FRAKT

・OST part8 Say - 윤미래(ユン・ミレ)

 

part2がとても好きでした。好きにならざるを得ないくらいかかってましたw
part2は『六本木クラス』でも、Start Overという曲でそのままカバーされました。
切ないシーンでよくかかってたpart6も好きでした。

 

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