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ドラマの雑感。時々、趣味。好きなもの。雑談。

彼女の私生活 - あらすじ・感想・OST

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日本題:彼女の私生活
韓国題:그녀의 사생활   英語題:Her Private Life

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画像:tvingより

 

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キャスト

パク・ミニョン - ソン・ドクミ
キム・ジェウク - ライアン・ゴールド
アン・ボヒョン - ナム・ウンギ
ONE(チョン・ジェウォン) - チャ・シアン
キム・ボラ - シンディ
パク・ジンジュ - イ・ソンジュ   他

 

脚本:キム・ヘヨン
演出:ホン・ジョンチャン「医心伝心〜脈あり!恋あり?〜」「ライフ」「マイ・シークレットホテル」
tvN 最高視聴率 3.085% 全16話
放送期間 2019/04/10~05/30

 

個人的評価

(視聴期間 2022/02/06~02/20)
評価 ★★★★☆
物語の面白さ ★★★☆☆
笑い ★★★★☆ 涙 ★★★☆☆
キュンキュン ★★★★★ 視聴熱 ★★★★★
ブロマンス ★★★★☆ ウーマンス ★★★★★

 

視聴方法:Netflix(全16話版)

 

あらすじ

ソン・ドクミ(パク・ミニョン)は、チェウム美術館でキュレーター(学芸員)として働いている。仕事ばかりしていて楽しいのかと周りから言われるようなキャリアウーマンだが、プライベートでは熱狂的なアイドルオタク。推しである、ホワイトオーシャンのチャ・シアンを写真に撮り、自分のホームページに載せるホムマ(ホームページマスター)として活動している。
天才画家として注目を浴びていたライアン・ゴールド(キム・ジェウク)。ドクミとライアンは、オークション会場で同じ作品を狙っていたが、ドクミはライアンに負けてしまい最悪の印象だった。後日、チェウム美術館の館長の裏金問題が発覚し、新たな館長にかわることが決まる。その新館長はライアン・ゴールドだった。

 

ネタバレなし感想

Mnetで日本初放送の時に、1話だけ見てたんですけど、韓ドラ1話あるあるの、あまり続きが気にならないってやつで。
私もアイドルオタク(嵐ファン)だから、めちゃくちゃ興味はありながら、1話普通やったしなぁ…と長々と視聴していなかったドラマでした。

でもとっても楽しかったです!

 

今の私は、ドラマ見て楽しく明るい気分になりたい!
あんまり凝った難しいドラマを見たくない!ドロドロいらん!
って時だったので、その希望とガッチリハマったって感じでした。
だから、韓ドラ流石や!って言いたくなるような、凝ったミステリーとかを見たい時にはオススメしません。多分、面白くないって思うと思いますw

 

視聴中に、もしこのドラマが好きなら「キム秘書がいったい、なぜ?」も好きだと思うよ、って人に話したんですけど、似てるって書いてる方が結構いらっしゃって、だよねだよねー!ってなりました。

 

私はパク・ソジュンが韓ドラ界隈の推しなんですけど、好みはこのドラマかな。
まあ、キム・ジェウクも結構好きなんやけどね…(✌🏻️'ω'✌🏻️)ピースすな

 

「キム秘書がいったい、なぜ?」
○笑えるシーン多め。
○重い問題は1つくらい。でもそれが長く続く。
○2人とも初恋なので、恋愛の知識がなくて手こずるところも。

 

「彼女の私生活」
○笑えるシーンはキム秘書の方が多いけど、大体ずっと明るい。大笑いまで行かないけど、ニヤニヤくらいの笑いは多め。
○重い問題は結構次々起こるけど、早めに解決する。引き摺らないから、そこまで重めの雰囲気じゃない。
○恋愛の支障になるものはそこまでない。

 

って感じな気がしました。
パク・ミニョンのキャラクターは、2つともあんまり変わらない感じです。
OSTは、このドラマの方が明るい曲が多め。

 

悪役は出てこず、ストレスフリーなドラマです。
だから、凝ったドラマやドロドロドラマを見たい時は見ないでね(2回目)

 

キム・ソニョンがドクミが働く美術館の館長として出てくるのですが、この人のこんなキャラの役を初めて見たのでww
他のドラマでは、いつも低い声で文句言ったりしてますが、今回は高い声で話すので、いちいち見ながらマネしちゃってましたw

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画像:tvingより

 

キャストに嫌いな人がいなかったので、夢中になれたんだろうなとも思います。

さっきキム秘書を話題にあげましたが、キム秘書も☆4評価にしてるんですけど、1番手・2番手両方のキャラクターとも、こちらのドラマの方が私は好きです。

 

キム・ジェウク(画像左)は、これがラブコメ主演初めてだったようです。
だよね。キム・ジェウク好きなのに、ドラマのポスター見て、悲しげな役とか2番手だよね〜って思う作品ばかりであんまり見てない俳優さんなんですよねw
この役大好きやったな。こんな人おらんで。( ¯▿¯ )

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画像:tvingより

キム・ジェウクやっぱり好きやな…って思ったけど、見漁ろうと思っても2番手ばかりよね…がんばろ…w

 

アン・ボヒョンは、「梨泰院クラス」での嫌なイメージがついてて、パク・ソジュンとのプライベートな交流を聞いても、良い人なんだろうけどって感じだったんですけど、このドラマでそれが払拭されました。ってことは演技上手い!好きなキャラだった!

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画像:tvingより

 

軽いラブコメを求めてる時にオススメです!

 

 

 

 

以下、ネタバレ感想・お気に入りOST

 

 

ネタバレ感想

一つひとつの問題が解決してから先に進む

2人が恋愛関係になって、イチャイチャシーンが続いたので、あまりそこで続きが気にならなくなりました。でも、もう後半やし最後まで見ようと思って再生すると、また新たな問題が出てくるという流れ。並行して様々な問題が起こってる訳じゃなく、一度解決してから、また次の問題。という感じだったので、綺麗に片付いて1話終わってしまうと、あまり続きが気にならん…という感じでした。でもその分、問題が複雑にならず見やすかったのだと思います。

 

最後の畳み掛け

捨てられた記憶はライオンの実母ではなく、ドクミの母だったというくだりから、だいぶ嘘っぽい設定が畳み掛けられましたねw
でもこれが凝ったドラマだったのなら、えっいきなり嘘っぽい😅ってなってたのだと思いますが、そもそも軽いドラマだったので思いっきりスルーできました。でも弟がいた、記憶喪失だった、ってくだりはだいぶ駆け足だったよねw

 

ライアン・ゴールドのキャラ設定

最初は変人として登場し、美術館の館長になったら、冷たくズバズバ言ってくる失礼な人というキャラクターでしたが、最初の方しかそれが無かったというか。
彼女の前だとデレデレでキャラが変わる役柄は結構見たことがあるけど、この役は「クール」と設定されてる割に最初の方だけで、あとは全部親切な優しいお兄さんって感じでしたよねw ドクミにも、職場の人にも、自分の家族にも、ドクミの家族にも全部優しい。
私としては、冷たくズバズバ言ってくる上司という役柄は好きではないので、早い段階から優しいキャラクターになってくれて嬉しかったのですが、このキャラが「クール」と紹介されてるところにはあんまり賛同できませんw

 

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アイドルオタクも人それぞれ

このドラマはK-POPアイドルのオタクにフォーカスされていましたが、これが全部のアイドルファンに当てはまるかと言うと、そうでもないです。

会いに行けるアイドルを推している人は、握手会に行けるとか、通話できる(ヨントン)とかがありますが、ジャニオタはライブ・舞台には行きたいけど、触れる距離・顔が認識できる距離には行きたくないという人も多いです。(推しに自分を認知してほしくないファン) ジャニーズは、触れる距離に会いに行ける機会はほとんどないから、そういうファンが多くなるのだと思います。

 

推しに認知してくれたことを嬉しく思う人が多いアイドルファン界隈と、そうでない界隈があります。会いに行けるアイドルと会いに行けないアイドルを両方掛け持ちしている人は、そのアイドル相手に気持ち・スタンスが変わる人もいると思います。そのアイドルへの熱量にもよったり。

 

熱愛・結婚に落ち込む人もいれば、喜ぶ人もいます。このドラマの中には、「アイドルは恋愛はいいけどバレちゃダメ。疑似恋愛商法なのに、個人との恋愛がバレたらルール違反だ」みたいなセリフがありましたが、これはアイドルオタクなら一度は聞くと思います。でも私は、若いアイドルを推していなかったからかもですが、最近はあんまり疑似恋愛的に応援はしていませんでした。
もちろん、まだ推しが若かった頃は、①否定→②怒り→③交渉→④憂うつ→⑤受容 の流れだったし、今はそうじゃないけど共感できますw
新たな推しが若ければ、私もまた戻るのかもしれませんが、そのアイドルファンのカラーもあるし、その中にいる人もそれぞれです。

どのオタクも人それぞれで、韓ドラオタクも、全部網羅するくらいめちゃくちゃ見てる詳しい人と、興味あるやつしか見ない人とそれぞれ。私は後者w

スタンスが違っても、アイドルオタクとしてほとんどのことに共感できるドラマでとっても楽しかったです。自分に当てはまらなくても、アイドルオタク界隈にいたら、そういう人は絶対見るので、あるある!ってなりますw

 

韓国語の「オタク」

韓国語の「オタク」は「덕후(トック)」です。この語源は、日本語の「オタク」らしい。 これが「오덕후(オドック)」と韓国語にアレンジされ、縮んだみたいです。
ドラマの中でもトクチリというワードがよく聞こえましたが、덕(トク/オタク)+질(チル/する)というワードを合わせて、「덕질(トクジル)」オタ活という意味のワードになるみたいです。

 

ソンドク!ってウンギがよくあだ名のように呼んでたのを、ミ略す必要ある!?と思ってたんですけど、最後にソンドク=成功したオタクって出てましたね。単語としてあるのね!

 

日本語のオタクの語源は、御宅です。
昔はイメージが悪かったですが、何か夢中になれることがある人ということからイメージもよくなり、最近ではオタクになりたいという人も。(趣味が欲しい、何かに夢中になれることが欲しい、と同義の人もいると思います)
今はこのドラマのアイドルファンのように、何かのファンのこともオタクと言うようになりました。
日本ではアイドルのオタ活を、推し活・推し事という人もいます。

 

ドクミは結局推しと家族になれたんだから、めちゃくちゃ成功したオタクですよね。
でもあんなに近い関係になると近すぎて、私なら推し変してしまいそうですw

 

お気に入りOST

・Part1 Help Me - (G)I-DLE

・Part4 Maybe - 이해리(다비치) / イ・ヘリ(ダビチ)

・Part6 Think of You - 하성운 / ハ・ソンウン

 

・Part8 I Wanna Be (feat. KLANG) - U-mb5
・Part9 Mr. Wolf
・Part20 Water Drops

 

Part9が、アオーンってちゃんと狼の鳴き声が聞こえてくるサントラで、歌手もアオーンと言ってて面白かったです。
歌なしの中では、Part20が一番好きでした。

 

 

 

 

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